寒暖差の大きい山間、おだやかな瀬戸内海と島々に囲まれた尾道は、山の幸、海の幸そして島の幸に恵まれた食材の宝庫です。その日、最も心を動かされた食材を使い、オープンキッチンで仕上げる一期一会の料理は、かつての茶園の心尽くしを想起させる新しいおもてなしのスタイル。さながら茶会の亭主のように、お客様と向き合い、言葉を交わす一座建立のひととき。食材の物語や生産者の方々とのご縁を、料理を通してお客様につないでいくことも、私たちの喜びです。ここから芽を出し、華ひらく、尾道の新しい食文化にご期待ください。尾道ならでは、西山ならではの記憶に刻まれる食体験を・・・。
【Restaurant ようそろ】
「ようそろ」にこめた想い・・・
海を守り、海運や造船で栄えた尾道の先人に敬意を表して、開放的なガラス張りのレストランを「ようそろ」と名づけました。海の用語で、宜しく候(よろしくそうろう)。「そのままで良い」「Welcome」などの意味で今も使われています。好きなものを好きなだけお召し上がりいただけるオールインクルーシブの宿ですから、「すべてご自由にどうぞ」という想いもこめました。