かつて尾道の地で豪商たちが美意識を競い、文人墨客が豊かな時間を過ごした気風を受け継ぐ「Ryokan尾道西山」。
当館の歴史は、尾道の繁栄の記憶そのものであり、私たちが大切に守り続けてきた伝統の象徴でもあります。
この度、時を経て受け継がれてきたモノの大切さ、そして不完全なものに宿る美しさを体感していただく、
「金継ぎ体験」をはじめることになりました。
金継ぎとは、割れたり欠けたりした器を漆で修復し、金などの粉で装飾して新たな命を吹き込む、日本古来の伝統技法です。
傷跡を隠すのではなく、むしろ器の「歴史」や「個性」として愛おしむその精神は、
古い建築や意匠を大切に受け継ぎながら今に息づく当館の佇まいとも深く共鳴します。
尾道の歴史の変遷を見守ってきた空間で、器と対話し、ご自身の心とも向き合える時を過ごしてみませんか。
*漆を用いた本漆金継ぎは、漆の特性上何度か繰り返す事で美しい仕上がりとなります。